紙めくりて

本と文具好きのオタクがクリア冬のコスメで右往左往するブログ

2021.04.05~04.08 読了後の本感想まとめ

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急に春になった怖い

すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法(菅原洋平)

「ガマン」「努力」「無理」不要!人生を変える「行動力」の高め方。

なんだそれ魔法か?と思って手に取った本。へー面白いなと思ったのは著者が作業療法士な所。脳神経とはまた違った視点を持っている専門家だと思う。

「すぐやらない」原因は、「性格」でも「やる気」でもない。脳が「すぐやる」モードになっていないだけ。必要なのは、自分の脳を「すぐできる」ように仕向けてやること。新しい切り口の本だなと思った。

科学的な方法とはあるけれど、基本的には著者の見解や臨床経験によるところが多い。どちらかと言うと著者の考え→参考になる事例報告1件→改善結果のような流れになっている。これは、事例報告としては問題ないけれど、この数では科学的とはいえない。

いますぐやってみよう、とはあるけれどどれも事例報告なので、自分と全く同じ事例がなければそれを自分に転用するのは少し無理があるとも思った。

何かたくさん食べさせられた気がするけど、一体何が大切で、何が血肉になったんだ……?と虚無を見てしまったような顔になる。うーん、一体何から取り組めばいいんだ。

どうやら著者にはもう一冊他書があるようなので、そちらも読めば印象も変わるのだろうか。

うつ病の夫」に妻がすべきこと、してはいけないこと(浅井逸郎)

妻が診察室に付き添う患者さんは治りが早い!?回復が早い人と遅い人は、どこがどう違うのか7000人超を治療した医師が「病状の4段階」とそれに適した治療法・家族の対応法を明かす。順調に元気になる“完治”に至る支え方。

これ、帯じゃなくて全部表紙に書いてあるんだけども。

画面うるさっ!!あとちょいちょい突っ込みたいところもある。完治じゃなくて寛解じゃない?耳障りのいい単語並べてない?とか。実際の精神科医産業医はそんなに親身じゃないよなとか、うーんと思う部分もちょいちょいある。が、中身自体はイラストも多くわかりやすく書いてある。難しい言葉を出来るだけ使わず、使ったとしても補足。すべきこと、してはいけないことがそれぞれハッキリ記載あり。共依存で共倒れにならないようにするパートナーとしての接し方。うつ病に関わる相談公共福祉機関、うつ病のパートナーを支えながらの子育てや介護の時にはどこに相談するのか。使えそうな公的制度はどんなものがあるのかの紹介もあって、総合的には広く浅く親切な1冊。病院とかに置くパンフによさそうな感じ。

もやもやするのは、妻はそこまでするんかーい!!!パートナー表記じゃだめか!?むしろ御クリニックの患者は働く男性の方が多いのか?うつ病の男女比はあまり差がないはずだが……女性の方が相談しやすく表に出やすいのではないか。みたいな考察はみたことがあるが、その不理解をフォローしたいのか?うーん。

モヤる部分はあるのだが、身近な人がうつ病になったときの1冊としてよく出来ているなとは思った。

成果を生む人が実行している朝9時前のルール(美崎栄一郎)

会社の消耗品になる人と、会社に左右されない生き方ができる人はどこで差がついているのか?スーパーサラリーマンが実践している「セルフブランディング術」を公開。朝の時間を使いこなして、思い通りの「情報力×人脈力」をモノにする25のノウハウを伝授。

タイトルと内容が合ってない。成果を生んでいる自分(著者)の習慣を参考にするといいよ☆みたいな本。前半は、勉強会や人と合う時間は朝の就業前にやりましょう。みたいなことを書いている。中々忙しくて会えない人と朝食会はいいなと思った。ディナーよりランチよりモーニングの方がコスパはいいし。

後半は自分売り込みのための名刺の話。様々な名刺の実例が掲載されているので、オリジナルデザインの参考にはなる(ちゃんとお金出してデザインのプロに頼んではどうかとも思うが)意識高い系?に「君も一緒に頑張ろうぜ!」っていわれている気分でうわぁ…と思った。

朝活みたいな本かと思ったけれど、セルフブランディング術の本が多分正しい。成果をあげるかといわれると、ちょっと疑問が残る内容だった。

成果を生む人が実行している朝9時前のルール

成果を生む人が実行している朝9時前のルール

  • 作者:美崎 栄一郎
  • 発売日: 2010/05/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
あたらしい働き方(本田直之

「あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか」

著者が、アメリカではパタゴニア、ザッポス、エバーノート、IDEOスタンフォード大学d.Shcool日本ではカヤック、スタートトゥデイ、チームラボ、Plan ・do・see、ワークスアプリケーションズ、などの先進企業を取材し、いままさに世界で生まれつつある「古い価値観や常識に縛られないあたらしい働き方」は何なのか、各社の取材を元にまとめたのが本書。

「ふーん、こんな会社もあるんだ」という感じ。私も、イスがないオフィス、バランスボールしかないオフィス。畳の部屋でお昼寝出来るオフィスとか色々みたことはある。しかし、結局自身には関係ない話のような気もする。大半の職場が病院だったからなんだろうか。これからはこういう働き方が日本にも浸透していくのだろうか。

知らないで職場を選ぶよりは、こんな選択肢もあるんだなと知っておくのは選択肢が広がるようにも思った。やはり私には現実味ないのだが。 

あたらしい働き方

あたらしい働き方

 
「おひとり」を不安0で生き抜く女子貯金(横山光昭)

 安心して幸せなシングルライフを送れるための「お金」の話を分かりやすく解説した本。

「マンションは買ったほうがいいのか」「貯金はいくらあったらよいのか」「保険は入ったほうがよいのか」など基本的な知識から、貯金体質になるためのコツなどなど。

出版時期自体が古いので、情報がちょっと古いのだが、全く何もわからない場合には参考になる。日本人は不思議と老後とか介護とかお金とか性とか、当たり前にあって直面するはずの事を家族や友人と話したり教育したりしないので、なかなか勉強になった。

年金運用がしんどい。少子高齢化だ。と、いうなら国は率先して性や税金、お金の知識を義務教育に盛り込むべきじゃないのだろうか。謎だ。

漠然と節約しよう!ではなく、具体的に数字が導き出せるようになっているので、数字を出されると納得感を覚えてしまう。理系論調が苦手な人はうげーーってなる。多分。節約方法自体は、過去にこの著者の他書を読んだことがある。家計簿に付いてや節約方法に付いては、他書の方が詳しく紹介していた。興味があったら著者の他書をあたるとよいと思う。

具体的な話をしているが、読みやすくサクサク読め、それで居てそこまで情報が薄いわけでもない。いいバランスの書籍。逆に、既に資産形成など勉強している人には物足りない。

「おひとり」を不安0で生き抜く女子貯金

「おひとり」を不安0で生き抜く女子貯金

  • 作者:横山 光昭
  • 発売日: 2014/11/02
  • メディア: 単行本
 
神話と伝説にみる花のシンボル事典(杉原梨江子)

第五人格の墓守が胸に花刺してるけど、あの花をどう解釈すればいいのかよくわからないなぁと思って、手に取った本。

花の名前には1つ1つに歴史があり、物語があり、言い伝えがあり、「シンボル」となるキーワードがある。本書はそうした花の「シンボル」の元となった神話や伝説をたどり、丹念に拾い集めている。約220種の花を収録。情報量がえぐい。

本書は事典なので花ごと簡潔に情報をまとめてある。花の名前はカタカタ名、和名の漢字、英語名の順で配列。重要と思われるシンボル、秘められた否定的な意味のシンボル。学名、英名、和名、名前の由来があるものは表記。花の誕生伝説。シンボルの由来を紹介。この由来は花の特徴、ギリシャ神話、世界各国の神話・伝説、歴史・文化、キリスト教、民間伝承をまとめている。また古代~中世の自然療法として人間がこの植物にどんな効能を注目してきたかも示している。うーん情報量がえぐい!

豊富な情報がまとめてある本書だが、まず花のシンボルとは何か。現在普及している花言葉とはどう違うのか。そもそも花言葉とは何なのか。を認識しておく必要はある。花言葉を調べて、書籍ごとに微妙に言葉にズレがあり書籍や事典を読んで首を捻った経験は一度ぐらいあると思う。本書には、どういった流れで花言葉が普及したのかもまとめてある。今後、花の情報を読んだとき解釈の解像度がぐーんとあがる。

尚、本書を読んで私は情緒を4発ほど殴られ勝手に情緒が死にました。なんつーものを胸に飾ってるんだ。

神話と伝説にみる花のシンボル事典

神話と伝説にみる花のシンボル事典

  • 作者:杉原 梨江子
  • 発売日: 2017/06/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)