紙めくりて

気になった文具と本と時々神社の徒然日記

夏休みも佳境。読書感想文を書くコツ

お盆も終わり、そろそろ夏休みの宿題を仕上げないといけない時期ですね。

私の住んでいる地域は、元々夏の暑い時期が短いことや農作業などで秋にも休みが必要なことなどを踏まえて、都会より夏休みが短い傾向にあります。

毎年「8月31日に夏休みの宿題やってたら学校に間に合わないじゃん」って思っていました。

今回は、そんな夏休みの天敵。読書感想文に付いてお話したいと思います。

 

まず、今年の課題図書に付いて。図書館で借りられればそれが一番なんですが、図書館といってもさほど冊数は置いていない場合が多いです。また、この時期は皆さん追い込みの季節なので、中々借りられない場合が多いです。まだやってない人は気になる本を諦めて買うか、図書館にある本を読むかするとよいと思います。

まず公式サイトの一覧から。それぞれに書いてあるISBNコードというのは、出版会社ごとに割り振られているコードのことです。このコードがあれば、図書館や書店などで検索するのが便利ですので、本を探す場合に活用してください。どんな国の本でもこのコードはありますが、日本の本は「978-4-」でスタートします。

www.j-sla.or.jp

続いて、諦めて本を買うぞって人向けに紀伊国屋へのURLも貼っておきます。

簡単なあらすじが書いてあるので選ぶ参考にしても分かりやすいと思います

www.kinokuniya.co.jp

 

読書感想文を書くには、まず本を用意しないことには始まりません。

用意しない方法もあることにはありますが、まずは正攻法から紹介したいと思います。

読書感想文とは言いますので、まず読むのですが、普段文章を書きなれていないとどう書いたらいいのか分からないと思います。どの点に注目したらいいのかまとめて行きたいと思います。書けない項目があったら飛ばしても構いません。

間違えないで欲しいのですが、読書感想文の主語は「私」です。つまり書いている人です。作品の主人公ではありません。

・私がどうしてこの本と出会い、読もうと思ったのか。

・どんな主人公だったのか

・今後自分はどうしたいか?(自分の立場を明確にする)

この辺りをまとめていく形になります。なので、本は主人公が明確な本。

自分が共感しやすい主人公か、全く自分と似ていない主人公の出てくる作品がいいです。

 

①何故この本を選択したのか?

 「面白そうだったから」では足りません。どうして面白そうだと思ったのかを書き出しておきましょう。

 

②主人公の性格、どんな物語なのか起きたこと

 まずどんな主人公なのかに注目しましょう。怠け者でしょうか?それとも真面目?怒りっぽいかもしれません。次にどんな流れでお話が進むのか整理しましょう。文章で書き出すより、箇条書きにするのがオススメです。

 

③心に残った場面は?

 流れをまとめていると「お、これは?」と思ったり、主人公が自分に似ていて納得したことや感動的だと思ったシーンがあるはずです。それを書き出しましょう。これも箇条書きして置きましょう

 

④自分ならこうした。こう考える

 自分が主人公だったら、こう考えた。自分の考え方は主人公とは逆だ。自分ならこうする。といったことを纏めます。これも箇条書きでいいです。

 

⑤読んでいてためになったこと

これが一番難しいと思います。この本を読んでためになったこと。あれば書き出しましょう。

 

さて、ここまで来たら、箇条書きにしたことを文章としてまとめて行きます。とはいっても、読書感想文には原稿用紙何枚と限りがありますので、似ていることはまとめて書いていくといいです。どうしても今すぐ片付けたい時は本文から引用してもいいですが、ここまで纏めておけば原稿用紙1枚は堅いのでまずは一度書いてみましょう。原稿用紙がたくさんなければコピー用紙やノートでいいです。

出来たら一度読み返してみましょう。あらすじの紹介が多くないですか?自分の気持ちを素直にかけているでしょうか?間違えている字はないですか?

もし協力してもらえるようなら、自分以外の誰かに読んでもらうといいです。面倒臭かったら自分でチェックするだけでいいです。

大丈夫そうだったら、原稿用紙に書いて行きます。アナログな原稿用紙は間違えた時の修正が面倒臭いので注意しながら書いていきます。

気をつけて欲しいのは、原稿用紙の使い方。

タイトルは上3マス開けます。名前は2行目にし下1マスを開けます。書き出しは1マス開けますね。句読点やかぎかっこは1マス使います。不安な場合は国語の教科書を出して観てください。作文の書き方というページがあるかと思います。

注意して書ければ完成です。お疲れ様でした。

 

さて、正攻法の方法を書いてきました。

最後に、ちょっとずるい方法をまとめておきます。

もうどうしようもなく時間がなくて、そんなに時間をかけられない!

というか、本を読むのが苦手だから読みたくない。

そんな人のための邪法です。

 

①あらすじを書くだけの方法

これ、結構な割合で居ます。原稿用紙にずっとあらすじが書いてあるだけの読書感想文。

読書感想文は「この本を読んでどう思ったか?」がメインになるので、かなり邪法なんですが、一番お手軽な手抜き方法です。受験じゃないんだから、別にいい点数を取ろうと思わなくていいんです。それより出す方が大事。大人の仕事も締め切りを守れるのが最低限の条件ですから。中身は今度頑張りましょう。

 

②どうしようもなく選んだ本がつまらない!

ありますあります。大人が読んで欲しい本は大抵子どもが読むとつまらないんですよね。大人になると唸る作品もあるんですが、そんなこと宿題に追われている子どもからすればどうでもいい話です。

読書感想文と、ありますが。求められていることは本の評論です。

なので賛成意見で固めなくてもいいんです。

主人公がどうしようもないクズにしか見えないなら、そう書けばいい。

ただし、「どうしてクズに見えるのか」を書きましょう。

つまらない作品なら、何処がつまらないのか書くといいです。

それに+どんな話だったのか=あらすじを簡単に書くと、結構原稿用紙が埋まります。

 

③アマゾンのレビューを参考にする。

間違っても丸写しはしないこと。大体ばれますからね。

ただ要所要所、借りてくるのはありだと思います。ここまで本が苦手だと、毎年苦痛だろうなぁと私は思いますが。

 

 

最後に

そもそも読書感想文ってどうして書くんでしょうか?

論文は、自分の意見を誰かに公表して知ってもらうために書くものだと思います。

私なりに考えると、本を通して追体験をしたり、自分とは違う考えに触れるためのものだと思うんですよね。同じ本を読んでも同じ感想文を出してくることってないんです。

人が違えば、感じる事も違うはずですから。

だから、本の指定がなければ何で書いてもいいと思います。

別に入賞を目指してるわけではないんです。

楽しい本じゃないと書けないです。物凄く苦痛です。六法全書や国語辞書でもいいと思いますよ。夏休み後に教員に呼び出されるかもしれませんが。

大体「この本すごい!」って思うような本に出会うことが、まず稀なこと。

読書をさせたいからと、毎年読書感想文を強要するのは愚かなことだと、本好きな私も思います。逆に嫌いにさせてどうするんでしょうね?

 

読書はインプットですが、アウトプットすると知識の幅が広がります。忘れ難くなります。読書の質があがるので、本を読んだら感想を纏めることは大人も是非したいことです。

私はこんなノートを1冊用意して纏めるようにしています。

 私の好きなスケジュール手帳Editのシリーズなんですが、そこそこ厚めの紙でさらさらの書き応え。万年筆で書いても透けません。

いかにも大人の読書手帳。といった感じで、テンションが上がりますよ。